JA共済連青森は、6月20日~21日に青森市の県農協会館で「QOL(啓発型)健診」を開催し、青森県農協会館に在籍する各連合会の職員と県内JA職員・地域住民総勢121人が参加した。
青森県医師会健やか力推進センターと連携し、健康診断と健康教育を一体化させ、より健康づくりの意識づけを重要視した「QOL(啓発型)健診」にJAグループとして取組むことで理解を深めるとともに、農家組合員(第一次産業者)全体とその家族および地域住民の健康意識の向上と、それに携わる職員の健康増進に取組むことを目的としている。
会場では、健康測定と弘前大学大学院医学研究科職員による健康教育が行われた。
QOL(啓発型)健診は8項目(体組成、握力、2ステップ、骨密度、片足立ち上がりテスト、唾液、皮膚カロテノイド、内臓脂肪)の健康測定を行い、その後の講義では即時結果をもとに参加者が振り返ることができる特徴となっている。
新規参加者と2年目・3年目の継続参加者は、健診結果を受取り、約1時間程度の講義を受講した。
講義では、当日の健康測定の結果、直近の職場健診結果、事前の健康に関する調査の結果をもとに健康教育と健康増進に向けた行動変容を促進する指導が行われるという内容となっている。
参加者は自身の生活習慣を見直し、生活習慣目標(食事、運動、睡眠、口腔ケア、喫煙、飲酒)の改善目標を設定して、日々の改善に努める決意を固めていた。
立ち上がりテストを行う参加者